一月に訪れたコスタリカ プエンテタラス マイクロミルのコーヒー豆をご紹介します。
プエンテタラス マイクロミルは優良産地タラス地区の6家族によって運営されているマイクロミルです。今回はロドリフォ・リベラさんのエル・スル農園の「ブルボン ナチュラル」です。写真がロドルフォさんです。ご覧のようにコーヒーチェリーの熟度の均一さが分かると思います。非常に熟度が高く、揃った状態で収穫されるのでとてもクリアな液質のコーヒーとなります。またお気づきかと思いますが太陽の光を燦々と浴びています。これはやはり日本とは違う明るさでしたね。とはいえ、コーヒーの木は直射日光に弱いので、日光を遮るためにシェードツリーが植えられています。ここで使われているのはバナナの木。熟れていたバナナを食べさせてもらいましたが当然ながら人生で最も美味いバナナでした。なんかもうまったくの別物ですね。ちなみに農園に植えられていたほおづきトマトもいただきましたが、これも激うまでした。他にもフルーツがいろいろ植えられていてちょっとびっくりする美味さでしたね。話が逸れましたが「ブルボン ナチュラル」。収穫後チェリーのまま乾燥させる生産処理方法です。この方法は特有の甘みとフレーバーが出る反面、液質がクリアにならないリスクがあるんですが、このコーヒーはそこを見事にクリアしているんです。彼らの丁寧な仕事と情熱の賜物です。桃のようなフレーバーと甘み、クリアな液質でとても素晴らしいコーヒーとなっています。コスタリカのスペシャリティコーヒーを牽引するメナさん。スペシャリティコーヒーのエキスポーターでもあり自身の農園も所有しています。メナさんは自身の知識・経験を農家の方々にどんどん還元し、全体のレベルを大幅に向上することに成功しています。ほんとに素晴らしい方です。この視察時にも一番はしゃいでいたのはメナさんでした(笑)コスタリカの面白いのは他の人とは違うものを作ろうとする意識が非常に高いことです。なので家族単位のマイクロミル、ナノミルと言った小さな処理場がたくさんあって、みんなそれぞれ個性的なコーヒーを作っている。それを可能にするのもメナさんのようなエキスポーターがいてこそでしょうね。こうやっていろんな人々の手によって日本に届けられ、皆さんに飲んでいただけるというのは、本当に幸せなことです。
ぜひコスタリカの個性的豊かなコーヒーをご体験ください。
うーん、また行きたいな〜オンラインショップでお買い求めいただけます。
福岡のコーヒー豆焙煎専門店 トモノウコーヒー
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